占い館への所属と開業について
卒業後の進み方講座を修了された皆さま、本当におめでとうございます。 チャネリングや霊視、ヒーリング、リーディング…… それぞれが学びを深め、ご自身の感性や霊的な力を整えてこられたことと思います。
そして今、「次はどこで活動していこう?」「占い館に所属して、いよいよ本格デビューしようかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか。 ですが、ここでひとつ、お伝えしたいことがあります。
それは「占い館に所属するのは、少し経験を積んでからでも遅くはない」ということです。 ■ 占い館=実践の場。 だけど、その前に必要な“土台”とは?占い館という場所は、いわば「実践の場」。 毎日たくさんの相談者が訪れ、あなたの能力や人間力を試される環境です。 時には10人以上の鑑定を1日にこなすこともありますし、恋愛・仕事・健康・人間関係…… と、ジャンルもさまざま。 しかも、すべての相談者が穏やかとは限りません。 心が荒れている方、怒りや悲しみのエネルギーが強い方に出会うことも少なくありません。 スピリチュアルスクールで学んだ知識や技術はとても大切ですが、「自分を整える力」「相手の感情に巻き込まれない力」「瞬時にチャンネルを切り替える力」など、実践ならではの“土台”もまた必要なのです。 ■ スクール卒業直後は、まだ自分の感覚が不安定なこともスクールでは先生のサポートや仲間の存在があり、安心して学びを深められます。 けれど、卒業後はその守られた環境から一歩外へ出ることになります。 エネルギーに敏感な方ほど、外の空気やクライアントの波動に左右されやすくなり、「以前できていたリーディングが上手くいかない…」と感じることもあるでしょう。 こうした違和感を乗り越えるには、もう少し時間をかけて、“自分の感覚を育てる期間”を持つことが大切です。 例えば、個人で練習鑑定を続けたり、無料セッションで信頼できる人に体験してもらうなど、小さな実績を積み重ねることで、自信と安定感が育っていきます。 ■ 経験を積むことで“自分らしい鑑定スタイル”が見えてくる大切なのは、“あなたにしかできない鑑定”を確立すること。 それは、誰かの真似ではなく、あなたの魂の特性や得意なフィールドに沿っていくことです。 たとえば、 ビジョンが浮かびやすいタイプ 感情に共鳴して読み解くのが得意なタイプ ハイヤーセルフや高次の存在とつながりやすいタイプ それぞれに違いがあります。 だからこそ、焦らず経験を積むことで、自分らしさを確立しながら、クライアントとの信頼関係を築く準備を整えることが大切なのです。 ■ 自分を整える=クライアントの心を照らす準備ができるということスピリチュアルの世界では「自分の内側が整うと、外側の世界にも光が広がる」と言われます。 鑑定者自身の波動がクリアで安定していれば、それだけで相談者の心が癒され、導かれていくものです。 一方で、自分が不安定なまま無理に占い館に所属してしまうと、無意識のうちに相談者のエネルギーを引き受けすぎてしまい、心身に負担がかかることもあります。 すると、鑑定後にどっと疲れたり、理由のわからない不安感に襲われることもあるかもしれません。 だからこそ、“自分を整える時間”は、クライアントにとっても、そしてあなた自身にとっても、とても価値のある準備期間なのです。 ■ あなたの“タイミング”は、きっとやってくる焦らなくても大丈夫です。 今はまだ、スピリチュアルな力が芽を出し始めたばかりの時期。 太陽の光を浴びて、少しずつ根を広げていくように、あなた自身の感覚と信頼を深める時間を大切にしてみてください。 ある日、「あ、今だな」と思える瞬間がきっと訪れます。 その時に占い館やスピリチュアルサロンに所属すれば、無理なく自然体で鑑定に臨めるでしょうし、お客様とのご縁もスムーズにつながっていくでしょう。 ■ 最後に:スピリチュアルは“育むもの”スピリチュアルな力は、一夜にして完成するものではありません。 まるで花が咲くように、時間とともに開いていくものです。 スクールを卒業した今こそ、“スピリチュアルの実践者”としての第一歩。 焦らず、でも止まらず、小さな経験を重ねながら、あなたの魂の光を磨いていってください。 占い館への所属はゴールではなく、あくまでも通過点。 その前に、あなた自身の軸を育てる時間を、どうぞ大切にしてくださいね。 |
スピリチュアルカウンセラーとしての経験を積む3つのステップ
スピリチュアルスクールを卒業し、リーディングやチャネリング、霊視などの技術を学んだあと、次にぶつかる壁が「実際に人を鑑定するにはどうすればいいの?」という実践面の疑問ではないでしょうか。 スピリチュアルカウンセラーとして活動をはじめるにあたって、いきなり占い館に所属することや、個人サロンを開業することに不安を感じる方も多いと思います。 それは自然な感覚ですし、むしろ慎重であることはとても大切です。 このページでは、スピリチュアルカウンセラーとしての経験を着実に積んでいくための3つの実践的な方法をご紹介します。 すべて、自信を育て、技術を磨き、お客様とのつながりを深めていくステップとなるはずです。 ■ 1. まずは「知り合い」から。 身近な人を通して感覚を整える最初の一歩は、ご家族やご友人、同じスクールの卒業生など、すでに信頼関係が築かれている人へのセッションです。 この段階の目的は、スピリチュアルの力を現実の人間関係の中で活かす“感覚”をつかむこと。 相手の目を見て話し、波動を読み、どのように伝えたら受け取ってもらいやすいかを体感的に学べます。 また、練習セッションであっても、エネルギーのやり取りは本番同様。 自分の状態や直感がどう反応するのかを知ることができ、セッション後に疲れる・重くなるといった“自分 最初は無料、あるいはお気持ち程度の謝礼をいただく形で構いません。 とにかく「人に対して霊的な視点からアドバイスをする」という感覚を、体験として積んでいきましょう。 ■ 2. スキルマーケット(ココナラなど)を活用して、さまざまなタイプの人と出会うある程度知り合いのセッションで感覚がつかめてきたら、次のステップとして「知らない人の鑑定」にチャレンジしてみましょう。 その中でも特におすすめなのが、「ココナラ」などのスキルマーケットに出品する方法です。 プロフィールやサービス内容を自由に設定でき、自分の得意分野や鑑定スタイルを打ち出しながら、比較的気軽にスタートできるのが魅力です。 この段階では以下のようなメリットがあります: 自分のペースで予約を受けられる テキストでのやり取りが中心のため、対面より緊張しづらい 質問への返答や相談の種類から、“お客様が何を求めているか”を学べる クチコミ(レビュー)から、自分の強み・改善点が見えてくる 特に、多くの人のエネルギーに触れる経験は、スピリチュアルカウンセラーとしての器を広げてくれます。 たとえば、恋愛に関する相談が多く集まる方もいれば、家族や人間関係、霊的なトラブル(例:生霊、霊障など)に関心を持たれる方もいるでしょう。 鑑定を重ねる中で、「自分が自然と導かれるテーマ」「自分に合っている相談ジャンル」が明確になっていきます。 さらに、価格を段階的に設定できるため、最初はワンコイン鑑定からスタートして、実績に応じて徐々に値上げするという流れも可能です。 ■ 3. チャット占い・電話占いで“本番力”を高めるそして最後に、さらに実践的なステップとしておすすめなのが「チャット占い」「電話占い」などのサービスで経験を積むことです。 これらのプラットフォームでは、お客様が“今、占ってほしい”というタイミングで依頼をしてくるため、即時対応力・直感力・言葉の選び方などが磨かれます。 とくに電話占いでは、お客様の声や沈黙、ため息といった微細な感情の動きをキャッチしながら、短時間で信頼関係を築く必要があります。 これは対面鑑定にもつながる非常に大切なスキルです。 チャット占いの場合は、文字によるやり取りになるため、冷静に情報を整理しながら鑑定できる反面、エネルギーの“質感”をより正確に読み取る力が問われます。 また、チャットや電話占いでは以下のような強みがあります: 24時間稼働しているため、好きな時間に対応可能 多様な相談者との出会いがある プロとしての言葉の届け方・マナーを学べる サポート体制があり、孤立せず活動できる これらのサービスを通して、自分の得意分野、改善すべき癖、相談者との心の距離感など、実践でしか得られない学びを深めていくことができます。 ■ 経験を積むことは、“自分と向き合う旅”でもあるスピリチュアルカウンセリングは、ただ技術を磨くだけでは成立しません。 自分の内側を整え、他者と共鳴する“在り方”そのものが問われます。 だからこそ、焦らず、段階を踏みながら経験を積んでいくことが大切です。 知り合いへの鑑定からは「安心と感触」を、ココナラなどのサービスからは「実績と自信」を、そしてチャット・電話占いからは「本番での力強さと判断力」を得られるでしょう。 どの段階にも意味があり、どの経験もすべて、あなたのスピリチュアルカウンセラーとしての「土台」になっていきます。 ■ 最後に:あなたの魂の声を大切にスピリチュアルカウンセラーの道は、技術職であり、同時に“魂の仕事”でもあります。 だからこそ、自分の感覚を信じ、自分らしいペースで成長していくことがとても大切です。 誰かと比べる必要はありません。 小さな一歩の積み重ねが、いつか誰かを本当に救える力になっていくのです。 あなたの内なる光が、多くの人の癒しとなる日を心から願っています。 |
占い館所属と開業に向けて経験を積む
「とまり木」のカウンセラーは、平均して1000人以上のカウンセリング経験を積んでから、対面鑑定に携わっています。 その理由は、「実際に多くの方と向き合う中でこそ、スピリチュアルな技術や感性は磨かれる」と考えているからです。 はじめのうちは、知り合いやオンラインを通じて、少しずつ経験を積んでいくことをおすすめしています。 相手の心に寄り添い、言葉を選び、そしてその人に必要な“光”を届ける感覚は、実践を重ねることで少しずつ育っていくもの。 焦らず、自分らしいリズムでセッションを重ねていく中で、自然と自信や深みが増していきます。 そして、一定の経験と感覚が育ったと感じたとき。 「とまり木」のような占い館での対面セッションにチャレンジすることで、さらなる成長と広がりを得ることができるでしょう。 あなたのその優しさや感受性が、誰かの人生を照らす“灯り”になる日を、心から応援しています。 |